こんにちは。らぶこです。
今回記録する図書は「「嫌なこと全部やめたらすごかった〜女の無理ゲー攻略ブック〜」/著・小田桐あさぎ」さんです。
個人的に少し前から彼女のYouTubeチャンネルを拝見しているなかで「うんうん、そうそう、そうなのよ」とシンパシーを感じることが多く、あさぎさんの頭の中をもっと知りたいな〜と思ったことをきっかけに、同書を手に取ってみました。
※ちなみに、私は著者主宰「魅力覚醒講座」の講座生でも運営でもなんでもなく「ただの”いち”読者・視聴者」です。あくまでいち個人的意見・見解である旨、予めご了承ください^^
ここからは前半:同書内容のご紹介を、後半:らぶこ自身がこれまで独自に「嫌なことをやめてきた」ことで人生良くなったエピソード×同書にもある内容とで答え合わせができたことを記録していきます!
前半:本の内容紹介

本のテーマ
同書は、「”嫌なこと”をやめるだけで、女性が本来持っている魅力とパワーを解き放つ方法」を具体的に教えてくれる一冊です。小田桐あさぎさんは、彼女自身の人生を大胆に変えた経験をもとに、日常の「嫌なこと」をやめていくプロセスを通して「どうやって自分らしく幸せに生きることができるのか」を解説されています。
- 「みんなに好かれるように頑張っているけど、気づいたら自分が疲れてる」
- 「仕事も家庭も頑張ってるのに、満たされない」
- 「本音はもっと自由になりたいけど、何をどうしたらいいかわからない」
そんな悩みを抱える女性たちに、同書は「”身近にある”嫌なことを、まず全部やめてみよ?」というシンプルかつ斬新な提案をしてくれていてとても潔い本です。
さくっと要約
・「嫌なこと」に気づく力を養う
最初の一歩として提唱されているのが、日々の生活で「本当は嫌だと思っていること」を見つけること。それは”義務感”や”思い込み”から取り組んでいる仕事、周囲への過剰な気遣い、人間関係のしがらみなどさまざま。これにまず気づくだけでも、人生が変わる一歩を踏み出せます。
・「やめる」ことの良い効果
「嫌なこと」を見つけて止めると余計なエネルギーを使わなくなり、自分が本当にやりたいことや向き合うべきことに集中できるようになります。結果として、周囲が自然とあなたを応援してくれる状態が生まれてくるようになっていきます。
・自分らしく生きる方法
嫌なことを手放したことによって空いたスペースにを、あなたが本当にやりたいこと、心から楽しめることで埋められるようになると、人生が一気に輝き始めます。
心に響くポイント
著者が強調しているのは「女性が自分の魅力に気づき、それを最大限に活かすためにはまず嫌なことをやめる勇気が必要」ということ。
彼女自身が「嫌なことをやめたら劇的に成功した」体験談もたっぷり紹介されているので、友達の話を聞いているかのような気分で読み進められながらも、同時に深い共感と勇気をもらえます。
あなたにとっての「もっと自由に、もっと自分らしく生きるための第一歩が”何か”」に気づくヒントを与えてくれる同書、ぜひ手に取ってみてください!
後半:本×らぶこ実証済のエピソード

疲れてる状態だと何も生まない
- 嫌なことを一生懸命頑張っていると、人ってたいしたことしてなくても、めちゃくちゃ疲れるんですよ!!(P22)
まさにこれは、育児・家事・仕事に毎日奮闘しているワーキングマザーの皆さんには共感の嵐だと思います;
かくいう私も子供が3歳・1歳という最強に2人とも手がかかる育児全盛期にフルタイム勤務&リーダー業務に加えて出張やイベント運営など保育時間も延長せざるを得ない…なんて働き方をしていた時代(今振り返ると末恐ろしい&自分を褒め称えたい)がありました。
主人は平日朝早くから夜遅くまでいなかったので完全ワンオペ育児ですよ。
幸か不幸か、家と会社が同じ区内(と言っても近いわけではない)だったことを良いことに保育園迎え時間に間に合うためには電車よりタクシーの方が早いし車内でもPCでメール送れるし!なんて理由で「今日だけ‥」とタクシーを多用してしまっていましたよ。
すると、どうでしょう…?
月末に「今月めっちゃ残業してたし、ご褒美何買おう?」なんてワクワクしながら給与明細を確認してみたのも束の間、保育園延長代+タクシー利用代で相殺されてるやん…むしろもうマイナスじゃん!!ご褒美も何も、、「え、私なんのために働いてるん…」とよく絶望したものです。(そもそも収支管理が不十分だったのでは、と言うツッコミも当然あるが)
まさに、当時私は”嫌なこと”を全力で”一生懸命に”頑張っていたので、心身ともに絶望的でした。
例えば…
・「朝ごはんはしっかり食べなくちゃいけない」の教育に囚われ、子供の食べる分だけはしっかり作って食べさせていた(自分は完全に無視)
・子供の身の回りのお世話、保育園の支度、自分の支度もしっかりする(営業業務もあったため)ので1分1秒も無駄
にしないように家中を走り回り、一切「間」がない
・支度中は「お母さんといっしょ」のコーナーごとの音楽を聴くことで”耳時計”頼り、「遅刻するかも」の恐怖に追い詰められる
・外出前の片付けなんてもんは、帰宅後の自分に託す→結局、帰宅したときの絶望を増長させるだけになる
・電動自転車の前後に子供を乗せ+荷物の重さが左右でバランス良くなるように計算して引っ掛け、天候関係なく保育園送迎
・保育園預け時間に間に合わせるために、上記状態で過重であっても爆速で自転車をこぐしかなく、かなりの筋トレ(肉体疲労)+危険運転だった
・子供のイヤイヤに耳を傾けることも寄り添うこともできず、無理やり保育園に連れ込み、後悔の念に苛まれて泣きながら駅に向かう
etc.
これ以上思い出すと泣きそうになるので(笑;)このくらいにしておきますが…お気づきでしょうか。
■”旦那さん”が一切登場しない
■”私”がいない
んです。私は「嫌なことを嫌なこととも気づかず」、「旦那さんに頼るもんかと我慢しながら」、「子供最優先」にしか生きられていなかったんです。
ただただ、毎日嫌なことに埋もれて、嫌なことを毎秒こなして、嫌なことに目を向けてすらもいなかったこの状態では…疲れるしかありませんよね〜!!!;;
ですが。ゆくゆく流石にこの後、体にSOSが先に表れたことをきっかけに、現在進行形の「幸せに満たされた生活」を手に入れるようになっていくのでまず「気づく」ことが本当に大切だと実感しています。
旦那さんを心から“信頼すること”は効果絶大
男性の器の大きさと言うのは、女性がどれだけ相手を全面的に信頼できるかで、いかようにも変わると思っています。
女性が信頼することさえできれば、必ず応えてくれる。(P61)
これも、答え合わせができた事項です。
前述のように神経をすり減らしながら毎日を乗り越えていた私は、旦那さんに対して
・家族より仕事が大事な人
・私、子供たちには興味関心がない人
・仕事はできるのかもしれないけど(知らんけど)、家事育児は全くできないダメな人(君は指示待ちの新入社員か?)
・休日は寝てるばかりの怠惰な人
と言うように、「ダメな人認定」「見下し」を思いっきりしていました。
私は昔から争いごとをしないように避けてきた平和主義の人間がゆえ、不満に思ったことがあったとしても「自分でなんとかすればいいや」と我慢をし、不満を伝えることも感じていることすら顔に出さないようにする、などしてギューッ!と自分を苦しめていました。
だから、夫婦同士で会話らしい会話もありませんでした。というか、したいとも思っていませんでした。
「ダメな人認定」×「会話なし」→「子供たちが成人するまで我慢して、離婚してやる」
と、なんとも極端な結論を“勝手に”出してしまっていたんですよ。
なので当時は日々「私はシングルマザー、私はシングルマザー…」と自己暗示しながら負のループの深みにどんどん沈んでいっていました…(悲しすぎる)
人のエネルギーって、我慢していると気がいちばん消耗します。(P164)
この“負の意識”は“負の出来事”を引き寄せました。(ここでは割愛しますがいつか記録しようと思います)
でもその出来事の中で、「あれ、私も子供たちも大事に思ってくれてるんだ…?」と感じた瞬間があったことをきっかけに自分が“勝手に”旦那さんを見下していたことに気づいたんです。
それ以来、自分の中でゲーム感覚的に「旦那さんのいいとこ探し」をしてノートに書き留めていくようにすると、気づけば
・私のことを気にかけてくれるようになった
・子供たちと一緒に遊ぶ時間を作ってくれるようになった
・休日は家族でどっか出かける?と提案までしてくれるようになった
・何より、私自身が旦那さんを“絶対的信頼をおける人”という見方に変わっていった
という変化が多くなり現実も良い方向に向かっていきました。
「人を信頼できない人が、人から信頼されるはずない」ってことを心から実感しましたし、自分のものの見方・捉え方で現実が良くも悪くも変えていける単純さも実感しました。
補足)「ありがとう」を口癖にして喜ぶことを意識したことも、だいぶ相乗効果ありました。
「愛されている」ことを知る

この著書で私が1番影響を受けたのは、以下のワークです。
【ワーク6】両親は、あなたがどんな女性として育つことを望んでいましたか?(P122)
—
親が本当に望んでいたのはあなたの幸せだけ。その他の条件はそれを表現する形として言ってただけ。(P123)
私自身、前述のようにかなり苦しい時代はあったけれど、実両親が毒親だったとか厳しい家庭だったとか、などは幸いにも全くなく仲の良い家族で育ったと思っています。
ですが、その中でも大人になる前までの記憶で、ずっと心に残っていた悲しかったことや傷ついたこと、なんであの時こうしてくれなかったの、といった小さな不満や感情が溜まっていたことは事実です。
2024年1月31日の大晦日。
実家に帰省していてせっかく両親ともゆっくり話せる時間もあるし、ワーク内容を勇気を出して聞いてみました。(こうゆうのって意外と緊張しますよね)
両親の答えはこうでした。
■父
最初の一言:何も考えてなかった!(おいっ!笑)
∟強いて言えば?:普通の女の子。とりあえず人に迷惑をかけずに幸せに暮らしてほしいと思ってた。
■母
苦労なく、毎日楽しく生きれればそれでいい。
正直、拍子抜けでした。そして、すごく幸福感と安心感に包まれたなんとも言えない感情をじわっと感じました。
と同時に、私はいつも子供たちに対して同じことを願っているのに、「どうして自分に対しては素直にそう思えてなかったんだ??」とハッと気がつきました。
まだまだ自分のことを知りきれていないようです。笑
「無条件に自分は愛されてる存在」と知れると、その瞬間からまた物事の見え方・捉え方も“愛フィルター越し”で見ることになるので、人生好転するしかないな!と心から思えるようになりました。
まとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
今回は「嫌なこと全部やめたらすごかった〜女の無理ゲー攻略ブック〜」を私の実体験(人体検証)も添えて記録しました。いかがでしたでしょうか。
個人的に、この図書は数年前のこじらせ時代の自分にプレゼントしてあげたい本だなぁ、、と思いました。
もっというと、社会人になりたての自分にこの本をプレゼントして「世の中の常識は疑っていい」「“普通はこう”なんて無視して自分はどうしたいのかを優先していい」と本気で伝えたい、とも思いました。
(過去記事で記録した「イヤなことは死んでもやるな」もおすすめしたい)
今何かに悩んでいる方がいらっしゃったら、私も実践してきたノートに「今嫌だと思っていること」をまずは書き出してみて、物事も自分も客観視してみて、これはやめれるかも?と思えたことはすぐやめてみる…の繰り返しをしてみると何かが変わってくると思います。
同書以外にも、小田桐あさぎさんの著書があるので最後に併せてご紹介しておきますね。
少しでも、どなたかの何かの参考になったらとても嬉しいです。
それでは、enjoy!
▼小田桐あさぎさんの他著書▼