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こんにちは、らぶこです。
みなさん、「さんすう」が楽しかった思い出、ありますか?
小さいころに学んだ数や計算の楽しさや興味を、子どもたちにも「勉強」のくくりにせず自然に伝えたい…!
そんな願いを抱いている方におすすめしたいのが、我が家でさんすうに触れるよいきっかけになった絵本/ミッシェル・マーケル&ダグ・クシュマンによる海外絵本『さんすうサウルス』です。
『さんすうサウルス』は、ただの「算数の勉強本」ではありません。
かわいらしい恐竜たちがユーモア&冒険いっぱいの物語をくりひろげるなかで、遊び感覚で数や形の概念を知る・身につけることができる絵本です。
対象「小学初級から」と記載はありますがあくまで目安かと思います。
我が家の子供たちは未就学(年中・年長)の頃からこの絵本に触れて数遊びをして楽しんでいました♪
「数字に興味を持ってほしいな」と思われている親御さん、この絵本はおすすめです!
『さんすうサウルス』の魅力<3選>
らぶこがこの絵本から感じた、グッドポイントを以下3点記録していきます。
楽しいストーリーで自然と数に触れられる
主人公は、6兄弟の中で一番最初に生まれたティラノサウルスの赤ちゃん「さんすうサウルス」。
生まれた瞬間に自分の手足の合計を計算し始めたことから、お母さんサウルスがそう名付けました。
彼らが成長と共に冒険を進める中で、「これはいくつ?」「どっちが大きい?」といった問いかけや、数えたり形を探したりする場面が自然に登場します。
例えば、台風で吹き飛ばされた葉を種類別に集め、数え、グラフを作る。隕石が落ちて大ピンチ!だけど隕石ってどんな形なんだろう?火山から吹き飛ばされた石を1つ1つ数えるのが面倒だから掛け算してしまおう!など…!
足し算、引き算、掛け算、割り算を知らなくても、物語を通じて「こうゆう数え方もあるんだよ」となんとなくでも知れる、伝えられる構成になっているのでとても良いです。
我が家の子どもたちも、さんすうサウルスと一緒に絵本に指をさして一緒に数えたり考えたりして楽しんでいました。
親しみやすいイラストで数を視覚的に学べる
個人的に、絵のタッチ・柔らかい雰囲気がとても好みです^^!
イラストを担当しているダグ・クシュマンさんは、世界的に愛される絵本作家とのこと。
彼に描かれた恐竜たちはどの子も個性豊かで愛らしくて、ページをめくるたびに親子で「次は何をどう数えるのかな?」とワクワクできます。
特に、小さな子どもでも数字や図形をイメージしやすいように工夫されたビジュアルが秀逸だと思いました。(問題!て感じが全くしなくて自然、筆算や図解も抵抗なく目に入ってくる)
未就学児でも楽しめる工夫がいっぱい!
『さんすうサウルス』の良いところは、「学び」が自然に散りばめられている点です。
無理に「計算方法」「答え」を出そうとするのではなく、子ども自身が「これかな?」と考えられる余地を残してくれているイメージです。
そのおかげで、数や形の基礎概念に親しみやすくなり、算数への興味の芽を育ててくれます。
また、ストーリーに親子、兄弟間の会話が生まれる要素も多いのが魅力です。家庭内での何気ない会話にも、実は算数に関連することが多いんだなぁ、と気付けます。
「この形、家にもあるね!」「次のページにはどんな恐竜が出てくるかな?」など、絵本を通じて自然と親子の対話が広がるのも素敵なポイントです!
家庭内でできる「さんすう」遊び<未就学児向け>
前述した通り、何気ない日常でも実は算数に関連することが多かったりします。
身近にあるもので算数に触れられたらいいなぁと思い、我が家で保育園時代からやっていた数・形遊びをご紹介します!
お菓子を数える・分ける
今日からすぐにでもできます!
・準備するもの:
小分けの好きなおやつ数種類、お皿
・遊び方:
▼食べる分全てをごちゃ混ぜにして1箇所においたら、「種類ごとに分けてみよう!」(分類)
▼「これからこの1つを食べたら、残りはいくつになるかな?」(引き算)
▼「このお菓子、お母さんも欲しいから半分こしてもらいたいな〜何個ずつになるかな?」(割り算)
という感じの…ただ、これだけです(笑)!ですが、小学校に上がるとこういったグループ分けや簡単な引き算を学ぶことにはなるので予習になります♪
家の中で「形探しゲーム」
雨の日でどこも行けないし、家の中で何しよう〜という時によく遊んでいました。
・準備するもの:触れても落としても問題ない様々な形の、家にあるあらゆる物
・遊び方:
▼「三角のもの、30秒数える間に持ってきて〜!」→答え合わせ
▼「四角のもの、1分(60秒)数える間に3個持ってきて〜!」→答え合わせ
という感じで、図形の認識をするのと同時に、〜60までの数え方、時間内にミッションクリアをするにはどうしようか!と何かと色々考えることができて一石三鳥以上で遊べます^^
最後に
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
「世の中には算数で解決できることがたくさんありそうだ」と何となく興味を抱かせてくれる『さんすうサウルス』。
教育的価値がありながらも楽しい冒険物語としても十分楽しめるので、お友達やお孫さん、お誕生日の贈り物にしてもきっと喜ばれると思います。(私は、EQ絵本講師®️の友人から教えてもらいました♪)
それでは、enjoy!