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周りにいる誰かを、羨ましいと感じたことはありますか?それはその人自体に関してでしょうか、その人の持ち物やステータスでしょうか。
いずれにしても、恐らく「自分にはないものを持っている」と感じているからかと思います。
しかし誰かと会う度、情報が入る度にその感情を感じ続けていると、気づけば「私って何…」と自己肯定感だだ下がってもう外出たくない、人と会いたくない…なんてこと、ありませんか?
この記事では、そんな感情を引き起こしている根源を紐解いて理解し、羨ましい感情を上手にコントロールできる術を教えてくれた「「うらやましい」がなくなる本」から得たFeelingを記録します。
いつも人を羨むことが常、いつもこの情報を見るとモヤモヤして苦しい、という方はぜひこの本を手に取ってみていただきたいです。きっと、読み終えた時には抱えていた霧が晴れるきっかけになってくれると思います。事実、私自身はその霧が晴れるどころか、同状況でモヤモヤ期には「羨ましい」と感じたことが、同著書を読んだ後には、見事に全然その感情を感じなくなりました。(こんな単純すぎるのも長所だと思っている)
本を手に取った経緯
私には、大学で出会って以来お互いに母親になった今もずっと仲良しの友人がいます。
その子はとても美人。街を歩けば度々男性が彼女をみて振り返ります。彼女のことは大好きなのに、当時の私は隣で歩けば「あぁ、私はいつも引き立て役か、彼女が羨ましいなぁ」とひねくれてばかりで、その感情は長年うっすら且つ明確にありました。
ここ最近で、その感情が爆発してしまった起爆剤は「ハイブランド品」何も着飾らずしても素敵な美人×ハイブランド=最高に素敵な美人。もはや敵なし。
会う度に、ん?ヴィトン? ディオール?え、ヴァンクリ(正式名称すら知らなかった)の‥本物?あれれ、もしかしてそのバッグは…わーセリーヌ!おおお財布も!ハイクラスママ雑誌でよく見るハイブランドが、彼女を全身彩っていました。「すごい〜全身おいくら万円…(死語)!?;;うぅぅ、、こんなに買えるなんて羨ましい…!!!」よくよく聞くと旦那様もハイブランド好きで、一緒に買ってくれるとのこと。私の心は「羨ましい」でいっぱいになりました。
しかし彼女と会って帰宅後に主人に言われた一言。
「彼女と会って帰った日は、毎回同じ感じ(※)になってるね」(※)雰囲気が暗くてイライラしている状態。主人は、遠回しにブランド品を買ってくれない旦那と言われているようでめちゃくちゃ不愉快に感じてしまうとのこと
「はっ」と目が覚めた感覚でした。なんてことでしょう。自分は全くそんな気持ちはありませんでしたが、身近の大切な人にこんな不愉快な思いをさせてしまっていたとは何とも不覚でした。
こんなんではいかんなぁ…と思いふらっと足を運んだ図書館で、何ともタイミング良く、「今のあなたに必要な本です」とも言われんばかりにドンピシャのタイトルが目に飛び込んできたので、迷いなく借りました。
「うらやましい」がなくなる?すぐ実践可能な対処法5選
「うらやましさ」は一体何かを知る
「うらやましい」の感情は他人と自分を比較してしまうことで、自分には何かが不足している…と感じることが発端となります。こういった感情を感じるのは人間であれば自然なこと、みんな同じです。しかし感じすぎてしまうことによって自己評価、自己肯定感が下がってしまい、ストレスや不満を引き起こしてしまうこともあります。(まさに私の同本を読む前の状態)
うらやましさ(重め)を感じた時はどうするか
- 自問自答して自分を理解する: スピリチュアル界隈ではよく聞く「内観」ですね。自分が本当に欲しいものは何か?どんな価値観を持っている?を繰り返して「自分」を改めて知ることで他人との比較を減らし、うらやましいという感情の高まりを軽減することができます。
- あらゆるものに感謝する: 現時点で自分が持っているもの、当たり前になっていることだけど実は恵まれていることに目を向けて感謝することで、案外あっさり「あ、十分私持ってるものあるわ」となるものです。すると、他人をうらやましい、と思う感情がだんだんと和らいできます。
- ポジティブ変換: 他人の成功を自分ごとのように喜ぼう!と意識することで、ネガティブ方向だったうらやましさをポジティブ方向へ変えることができます。
比較するのは周りではなく「自分自身」
人は人。自分は自分。という考えを軸に持っていたら大丈夫です。比較するとすれば、過去の自分と現在の自分をを比較して、できなかったことができてる!と成長を感じることが大事です。目標を立てて、それに向けて努力していることが一つでもあれば、もう自分最高!という心意気で他人が気にならなくなります。
マインドフルネスを練習する
マインドフルネス=今この瞬間に意識を集中させること。代表的な手法は、これもよく聞く「瞑想」です。余計な雑念(他人と自分を比較してしまう思考)を手放す練習を重ねることで、うらやましさを感じることが減るようになり、セルフコントロールができ平穏な心を維持できるようになります。
うらやましい、の感情を成長の原動力にシフトする
「うらやましい」と感じるのは、実は自分も「そうなりたい!」と求めているというサインを示しています。その感情が出てきた時点で前述2.4.を実践し、これを自己成長のきっかけとポジティブに捉えることで、得たいものを追求するためのエネルギーとして変えることが大切です。
本を読み終えて行動したこと&その結果
私は前述2.の「自問自答」を徹底的にしました。以前から感情が乱れた時はノートに書き出すことにしていたので、今回もとにかく殴り書きで
- 何が羨ましいと思った?
- 自分が彼女と同じものを手に入れたとしたら、幸せか?
- ハイブランド品を持ったら、今と何か変わるのか?
- 自分も欲しいと思ったあのバッグ、一旦おいくらか調べてみようか‥?
などをひたすら自問自答しました。するとこんなことが出てきました。
- 幸せ≠多数のハイブランド品所持:自分にとっての幸せを認識
- 同じものを手に入れられたとして、現時点では宝の持ち腐れになりそうだ (使う場面に疑問)
- お値段確認した瞬間、「この金額ならバッグ<旅行に使いたい」:自己価値観を認識
- 今持ってるお気に入りのグッチのバッグ、私すでに持ってる。そして、それは外観もサイズも機能性も、「これ!」と心から欲しいと思って買ったもの。果たして、彼女の持っていたバッグやアクセサリーは「自分が本当に欲しいもの」か?→NO。
…ということで、自問自答の結果は。
「あれ?なんで私あんなに羨ましいって思ってたんだ?」と一気に「うらやましい」熱が冷めました。
まとめ
今回の図書「「うらやましい」がなくなる本」は、羨ましい感情に対する具体的な対処法を教えてくれました。そして実際にその対処法を実践してみた結果、感情をコントロールすることができました。
現に、例の彼女と会った日の帰路では以前のモヤモヤした感情を全く感じなかったことに、自分が1番驚きました。
厳密にいうと、同本をきっかけに今在るもののありがたさを知り、人は人。私は私。の軸がぶれなければ、何も問題ないんだ、ということに気づけた&納得できたことが大きいと思います。
何だかよくわからないモヤモヤが苦しい、と感じる方は、一度同本を読んでみてはいかがでしょうか。私は子供の習い事付き添いの1時間程度の間に3/4位一気に読み進められるほど、大変読みやすかったです!