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今年から私は家族の助けを受けながら&自身の考え方を変えていくことで雇われ仕事を引退し「家族専業職」として永久転職(今のところ)することを決意しましたが、「よし会社辞めて家庭に入ろう!」と、いきなりそうできた訳ではありません。
長男を出産してから2020年までは「なんか生きるのが苦しい毎日」でしたし、当時はその悩みの正体が「イヤなこと」だったのかそうでなかったのか、認識すらできていませんでした。
今回記録する著書「イヤなことは死んでもやるな」は、私が人生好転を求めて2020年〜これまで(現在進行中)本気で人生を楽しくしたい、と心に決めながら取り組んできたことの大半を、見事に言語化・具現化してくれていました。
ここでは、同書の内容を参考に、私の体験を交えながら自分らしく生きるために体験したことを記録します。(自分らしく生きる、のテーマはまだまだ模索中)
現代社会でストレスやプレッシャーに押し潰されれそうな方、モヤモヤしている理由がわからないことがモヤモヤしている方がもしいらっしゃいましたら、その状況から脱出する術の手始めのインプット本として参考にしていただけると嬉しいです。
本書要約〜5選〜
自分の「本音」を優先する
「イヤだ」と感じたことを無視して無理に続けることは、人生を無駄にしてしてしまっていることになります。「周りの期待や世間の常識に従って生きるのではなく、自分の本音に従うことが重要」だと説いています。自分が心から本当に望むことを見つけ、それを最優先にすることを意識して行動することで、人生の質が向上していくでしょう。
「イヤなこと」の正体を理解する
「イヤなこと」の正体を考えたことがありますか?実はそれがどこから来るのか、しっかり見極めることが大切とされています。多くの場合、案外それは他人の期待や社会的なプレッシャーから発生していることが多いとされています。そのため、自分が何に「イヤ」を感じるのかを明確にし、それに対処するための方法を考えることが求められます。
イヤなことをやめる勇気をもつ
「イヤなこと」をやめるためには、勇気が必要です。特に、周囲の期待や批判を恐れて、イヤなことを続けてしまう人も多いですが、著者はそれをやめる勇気を持つことが大切だと述べています。自分の人生は自分のものであり、他人の期待に応えるために生きる必要はないのです。
好きなことに集中する
好きなことに集中することで、仕事や人生において成功を収めることができます。自分の情熱を注げることに集中することで、結果的に高い成果を得ることができ、さらに満足感や幸福感も高まっていきます。自分の強みや興味を生かし、他人の目を気にせずに自分らしい道を進むことができると、最高ですね。
自分を信じる
「イヤなこと」をやらないためには、自分を信じることが重要です。周囲の意見に惑わされず、自分の直感や価値観を信じ、自分の人生を自分で企画・デザインする意識を持つことが大切です。自分に自信を持ち、自分の選択を肯定・正当化する力を養うことが、豊かで充実した人生を築く鍵となります!
読書中の私の覚書メモ (編集なし・ベタばり)
要約だけでも、普段目の前の仕事や課題に集中しているとこういったことに目を向ける時間もパワーもないので「ハッ」としますよね。ここからは、読書メモとそれに関連した実体験のシェアとなります。もしお時間があったら/興味を持っていただけたらお目通しいただけると嬉しいです。
私は自己啓発系の著書を読書する際には、自身に響いたことを自分の言葉に言い換えてメモしています。(notion便利!)
本書は、冒頭にも記述したとおり「私がかつて取り組んできたことの大部分を、見事に言語化してくれていた」本でもあったため、「そうそう!これやってたからうまく好転したのか」と大共感した箇所が多くあったため、メモも随分多くなってしまいました^^;(諸所、要約〜5選〜と重複する部分あり)
いち読者の勝手なメモではありますが、「今後も意識しておきたいこと」の覚書にもなると思いましたので、どなたかの参考になれば幸いです。
- PDCAは古い。iOIF(大まか計画のための小input、Output、Input(前進するための詳細)、Feedback):おおまかな計画を立てたら、まず動く
- 目標ではなく、希望にする。(やれなかったときに自己嫌悪に陥る)→その先の理想にわくわくしておく(痩せたい>なぜならビーチでかっこよく過ごしたいから、など)
- 親や周囲の人の期待に応えようとして、悲しみ怒り苦しみの中に居続けることはしない
- 仕事は遊びの延長であり、遊びは仕事の延長になると、お金も時間も効率よく使える。
- 嫌なことは死んでもやらない、決めるとやらなくて良くなる。みんながやってるから、は人生の時間を無駄にしている。
- 向き不向きよりも、自分がやりたいのであればやればいいし、結果もでる。
- 勉強していて解き方がわからないときは解答を見てもいい。むしろ解き方を理解したら類似問題をひたすら解いて前進した方が何倍もいい。
- やりたくないことリストを箇条書きでアウトプット。→【日常の小さな違和感】を無視しない。そこから潰していく。
- やめることを実行するにもパワーが必要。
■情熱:やりたくないことは、なんとしてもやめる。
■忍耐:続けてきたことをやめないことが大切。「人生は脱落ゲーム」
■謙虚:目標達成できたとしても、まだまだ、と思うことを残して邁進し続ける。
- やりたいことが見えてきたら、妄想癖を使って理想を巨大化させる。あとは一心不乱に目の前のとこをやる。
- 妄想を現実にさせるには仮体験をする。ナウワールドではなくニューワールドの人と付き合うことで、知らない世界を見せてもらえる&体験できる。
- やりたいと思っていても腰が重いと感じることは、みんなも同じだから達成できたらリターンも大きい。(ライバルが少ない)
- SNSからは距離をとる。
- 逃げ道を用意しない→あとがない→本気になる
- 目標のためには、何が最短ルートかを常に意識して考える。
- 自分基準を定めて、それ以外のことには時間を使わない。
- 若い時は体力がある。若いうちに苦労を選ぶ。のちの人生が楽になる。
- 理屈より直感。
- 50%やりたい気持ちがあるのであればベストではなくベターを続けていればいずれベストに繋がる。完璧は最初から求めない。
- 自分を高めるために買ったものを、お金で買えないもの(スキル、コミュニケーション力など)に変換する。
- 人と比べた時点で負け。比較するのは自分自身。現在の自分と、理想の自分(A4サイズの紙で右半分が理想、左半分が現在、で書き出してみる)
- 成功するまで続ける秘訣→自分の意志ではなく「習慣、ルーティン」に頼る。(逆算思考で計画した行動を習慣化させる)
「覚書メモ」より抜粋 〜イヤなこと払拭体験〜
読書中に上記覚書をメモしている間、ウルッとくることが多々ありました。(涙腺弱い)
それはなぜか。「あの頃は辛かったなぁ〜自分、よく耐えてたなぁ〜‥でも、そうしてたのは自分なんだよな〜」と、ただただ感傷に浸っていたからです。
こんなに自分を客観視できるようになったのも、「辛かったよね」「よく頑張ってたよね」なんて自己肯定できるようになったのも、2020年〜の「人生好転させよう」と一念発起してからのこと‥(きっかけについては追々記録していこうと思います)
その感傷に浸っていた中の実体験(ピンポイントで抜粋)を、以下に記録します。特にご結婚〜育児奮闘中で今モヤモヤしている方がいらっしゃれば、これをきっかけに「イヤなこと」を手放せるよう、心から願います。
実体験1:周りの目を気にしすぎていた話
親や周囲の人の期待に応えようとして、悲しみ怒り苦しみの中に居続けることはしない
人と比べた時点で負け。比較するのは自分自身。現在の自分と、理想の自分(A4サイズの紙で右半分が理想、左半分が現在、で書き出してみる)
SNSからは距離をとる。
私は婚活中、結婚後、出産後‥常に「いい彼女、嫁、妻、母」であろうと、気を張り自分の合格ラインのハードルをものすごく高くしてしまっていました。ほんの一例ですが、
- 彼の家族に会うとなれば手土産のリサーチ、なんなら差し上げる前に試し買いして味を知っておく
- 義両親との食事の席でのマナー、作法、言葉遣いなど緻密にシミュレーションしておく、食事後のお礼連絡は欠かさず、メール送信前の誤字脱字などないかトリプルチェック
- 自分(母)の行いが起因となって子供が悲しい思いをしないために(完全に取り越し苦労)、あまり得意ではないママ友集会に参加、なんなら幹事とかも率先してやっちゃう、グループLINEでは積極的に発言する etc.
並行して友人や同世代のSNS上にいる女性(母)たちのSNS投稿で「私が持っていないもの・体験したことがないこと」をしている投稿を見るたびに「ない」ばかりが目に入る>落ち込む>投稿更新ができなくなるまで投稿を見切る>気づいたら30分経過‥の負のループから抜け出せない毎日でした。
ここまでの内容で「重い‥」「完璧求めすぎ」「ハードル高すぎて疲れそう」と思った方、正しいです。
当時の私は「こんなんじゃいい嫁、妻、母ではない」と思い続けて人からの高評価が欲しい、承認欲求の塊でした。(今振り返ると、自分が怖い‥)
「こうあるべき」のがんじがらめから脱出するために、この実体験1でやめた「イヤなこと」は以下。ただただ、合格ラインを下げる、自分を大切にする、をモットーに行動しました。
- 義両親への対応は、当たり障りない程度でOK。手土産も、自分が「美味しいそう」、口コミ3以上なら問題なし、堂々と「美味しそうだったので!」でOK。
- マナーなんて、誰かが過去に決めたこと。間違えたら間違った、で次同じことしなければOK。
- 「ママ友」の定義を重く考えすぎる&縛られるから苦しいだけ。保育園で顔合わせたら世間話して笑顔でさよなら〜でいいし、グループLINEは「投票」とかない限り既読スルーでOK。わざわざやりたくないことはしない。(保育園はただでさえ仕事と育児で忙しいはずなのに、+で仕事増やすなや、と過去の自分に言いたい)
- SNSアプリを削除:Facebook、instagramから距離を置くようになると、無駄に過ごしていた時間&落ち込む感情から解放されて、他人比較の時間も少なくなり「自分」と向き合える時間が増えました。
実体験2:ペン&ノートの力は効果絶大だった話
やりたくないことリストを箇条書きでアウトプット。→【日常の小さな違和感】を無視しない。そこから潰していく。
私が心身ともにボロボロだった当時、大学からの親友に助けを求めたところからが好転のスタートでした。いつも私の話をしっかり向き合って聞いてくれる親友。一通り話終わった後、もらったアドバイスは「新月/満月に願い事をノートに書くのはどう?」でした。
詳細を聞くと私より前のタイミングで同様に心身共にボロボロだったという彼女は、ノートに願い事を書くことで結果、理想とするパートナー・生活を手に入れられつつあるとのこと。
素直すぎることが取り柄でもあり短所でもある私は、なんの疑いもなく彼女のアドバイスを受容してノートの書き方やタイミングなどありとあらゆる情報を検索し漁り、即実行しました。※新月/満月に書くノートについては別途みなさま好みの情報を参考にしてください。
私の場合、「新月/満月ノート術」をいきなり書くのはハードルが高いと感じたため、手始めに【感情吐き出しノート】を書こう!と思いまずは自分の脳内整理から開始しました。(願いはその後!という意気込みで)
当時のノートを振り返ると、誰にも見せられない程に殴り書きで自他に対する不満タラタラな日もあれば、丁寧に心穏やかに感謝を綴る日もあれば、結構自分忙しかったなぁ‥と笑ってしまいます。
前述の覚書にあった私の【日常の小さな違和感】の一例を挙げると…
一時的に派遣勤務していた時、仕事を教えていただいた女性との人間関係に悩んでいました。
これに対して「やめたこと」は以下
- 「もっとこうしたらよかったのかな」「次回勤務日に一言お詫びを入れた方がいいのかな」「同じミスは2度としてはいけない」と自分に厳しすぎたり、取り越し苦労をしたりすること
- オーダーされたこと以上のものを返そうと、勝手にハードルを高くしてしまうこと(脱・完璧主義)
- イヤなことを悩むのは、当日のみで翌日に持ち越さない(忘れるに限る)
ノートに書いたことは以下
- 派遣契約更新月を待たず、どうにか契約先職場から離れたいという本音
- 目の前の仕事を忠実に淡々とこなせれば全部OK、と自分を安心させること
- ◯◯がイヤと感じた事実&その理由をつらつら書く→そう思ってても大丈夫、と自分を許すこと
- 自分が理想とする心地よい職場環境・人間関係は◯◯、と理想条件を書き出した
その後どうなったか、の結果は以下
- 何かあっても「まいっか」の精神が身についた
- 1の出来事→1として受け止めることができた(それまでは、1→10考えてしまっていた)
- 予定派遣契約更新月の1ヶ月前に、更新どうする?のタイミングがきた→即同意(パチパチパチ)
…という感じで、側から見ると「それは時が来れば成り行きだった結果なのでは…」と思われるかもしれませんが、毎日ドンヨリ雰囲気だった私からすれば「願ったことが現実になった!しかも予想より早く!」と喜びと解放感maxの状態でした^^
実体験3:未来の感情先取り、ってやつが本当だった話
妄想を現実にさせるには仮体験をする。ナウワールドではなくニューワールドの人と付き合うことで、知らない世界を見せてもらえる&体験できる。
やりたいことが見えてきたら、妄想癖を使って理想を巨大化させる。あとは一心不乱に目の前のとこをやる。
実体験2の延長にはなりますが、「素直×妄想好き=最強だった」ということが証明できた実体験です。(同著書の言葉を借りると、未知の世界「ニューワールド」を体験しに行き、手に入れられた話)
実証できた事(結果)は以下
結婚当時から夢みていた、自家用車の購入
当時の「イヤだったこと」は以下
- 我が家の重量級kidsを電動自転車の前後に乗せての保育園送迎が体力的に限界に近かったし雨の日は最悪&危険でもあったこと(実際、自転車横転したこともあり、本当に危なかった)
- 休日出かけるにしても電車移動が大変&移動範囲が限定されること(乗車時間中の色々なストレス)
- 実家に遊びに行くにしても、毎回わざわざ実両親が車で送迎してもらっていたこと(融通が効かない)
実践したことは以下
- もし今車が手に入ったらどうしたいか?を妄想をワクワクしながらノートに書く
「保育園・駅までの送迎を旦那さん(在宅ワークだから動ける)にしてもらいたい」「持って帰れる量を気にせずに買い物をしたい」「遠出旅行に行きたい」「休日に少し車を走らせて牧場とかに行きたい」 - 気になる車種の資料請求をする、YouTubeでレビュー動画を観漁る
- 販売店を通る度に、旦那さんに「車があったらこんなこと・あんなことできそう」と楽しく会話の話題に挙げてみる
- いつチャンスが訪れるかわからないので、ペーパードライバーの不安を払拭するために両親に頼んで運転の練習をさせてもらった
その後起こった現象は、以下
- 旦那さんからまさかの「ちょっと、ディーラーに試乗するだけでも行ってみる?」と嬉しい問いかけがあった
- 善は急げ、ということで即時ディーラーに試乗予約の電話を入れると、なんとガソリン車&ハイブリッド車両方の試乗が可能になった
- 運転練習の効果あって、落ち着いて運転もできて乗り心地の感覚や機能説明にも耳を傾けられた
- 私たちの購入意欲が高かったことも大きかったが、年末決算セールとして約30万円近くお得にしてもらえた
…という感じで、
- イヤなことを明確にする
- その対処法を考える=願いが出てくる
- 実現したいことを強く願う
- 願った内容に関連することは手当たり次第に行動する(運転の練習は特に効果大だった)
- ノートに書き続けるけど執着はしないことを意識する
- 現実がやってくる!
と、
・ニューワールド(知らない世界)を見る&体験する一歩を踏み出すことがどれだけ状況を変えていくことになるのか、を実感
・スピリチュアル界隈では王道コンテンツ「引き寄せの法則」を少し理解
できた実体験でした。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます。
「イヤなこと」は子どもからお年寄りまで誰にでもあることかと思いますが、どうにかしたいとヤキモキする前に大切なのは、その「認知」と「理由の明確化」が鍵でしたね。
意外と他己分析はすぐにできても自己分析が常にできている人は少ないかもしれません。
なぜなら「自分を客観視する」機会があまりない中で目の前の仕事や育児、家庭の問題に追われてしまう毎日を過ごしてしまっているからだと思います。
少なくとも、私はそうでした。
体のSOSが出て初めて、「あれ、自分どうした?何が起きてる?」と自覚することになり、向き合う時間を作ったところからのスタート。
日々の仕事や生活でストレスやプレッシャーに押し潰されれそうな方、モヤモヤしている理由がわからないこと自体にモヤモヤしている方がもしいらっしゃいましたら、同図書をぜひ読んでみてください。
サクサクと読みやすいので、休日の朝やティータイムのお供にしていただけると思います^^
私の実体験や対処法も、イヤなことからの脱却を叶えられることのために少しでもお役に立てますと心から嬉しく思います。